イベント・舞台挨拶

侍ジャパン世界一への軌跡を貴重映像で振り返る完全密着ドキュメンタリー『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』公開記念舞台挨拶

©2023「憧れを超えた侍たち」製作委員会

 J SPORTS=アスミック・エース共同製作・配給作品、映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、2023年6月2日(金)より3週間限定公開中、大ヒットを記録している。
 2021年12月の栗山英樹氏の監督就任から2023年3月開催「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™」まで、侍ジャパン世界一への軌跡を振り返る本作。代表選手30人の選考会議や本大会ベンチやロッカーでの様子など、完全密着したチーム専属カメラだからこそ撮影できた、試合だけでは見ることができない貴重映像満載のドキュメンタリー映画だ。

 6月4日(日)、都内劇場にて、本作の公開を記念し、栗山英樹監督、三木慎太郎監督の舞台挨拶が実施された。

 温かい拍手に迎えられた栗山監督は、壇上から客席通路に立ったまま舞台挨拶を見ている人がいるのを見つけると、すかさず「どうぞ座ってください。せっかくですので」と劇場のスタッフに誘導をお願いする温かい気遣いを見せ、客席からは拍手がわき起こる。
 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC優勝から2ヵ月半が経過した。栗山監督は「本当に応援ありがとうございました。終わって2ヵ月半が経ちますが、いまだにお会いする方に喜んでいただけるのは幸せです」と感謝の思いを伝える。実は、栗山監督はひとつ前の上映回で、一般の観客にまじって映画を鑑賞しており「僕も映画を観てヤバかったです。(当時のことを)思い出しますし、『裏はこんなふうになってたんだ』とか『こんなこと言ったな』とかいろいろな思いが込み上げてきました。こうやって映画を観ると、僕らがしゃべるよりも、皆さんになぜあんなに侍たちが頑張れたのか、感じていただけると思います」と語った。

 現場でカメラを回し、この映画を作り上げた三木監督も「僕もさっき観たんですが、ちょっとウルっと来ましたんで。良い映画です」と映画の仕上がりに自信をのぞかせる。そして「栗山監督は宮崎合宿からスイッチが入って、私を避けるようになったので、ほぼ盗撮なんですが(笑)、良い表情になっています」とニッコリ。
 合宿から選手選考の話し合い、試合中までカメラがずっと監督や選手たちの姿を捉えているが、栗山監督は「僕にとって、監督室での選手との向き合いは真剣勝負で、誰も入れないで向かい合うものなので、そこにカメラがあるというのは最初は違和感がすごくありました」と告白。それでも「準決勝くらいから、どこで誰が撮っているのか分からないくらい入り込んでいたので、素の表情で選手にガーッと言ったりしてますし、試合前の話も、『(最初は)三木さん、撮らないでよ!』と思ってたんですが、(終盤は)知らん顔してしゃべっていましたね」と振り返る。

 三木監督は、過去には横浜DeNAベイスターズで映画をつくった経験もあり、選手たちの姿をカメラで追いかけることには慣れていたというが「撮らないと始まらないんですけど、選手もコーチ陣も監督も『見られたくない』というのを感じたので、どう隠れて撮るか?気づかれずに撮っておくか?という感じでした」と撮影の日々を述懐。

 栗山監督も「こんな会話、撮ってたんだ? これ出しちゃいますか、三木さん!という感じです」と撮られていることに気づかないまま、映画を観て初めて気づいた部分があったと明かす。

 合宿、そして大会期間中を通じて、メジャーリーガーであるダルビッシュ有が率先してチームを引っ張る献身ぶり、その人間性が大きな話題となっていたが、映画ではダルビッシュ投手のチームのためのさまざまな振る舞いも登場する。栗山監督は「(ダルビッシュ投手は)本当に苦しくても『野球楽しいですよね? みんな』という感じ、『責任を背負うのも楽しいですよね』という方向性で。今回、多くの皆さんに『みんなが楽しそうに野球をしている』と言っていただいたんですが、そういう空気を誰が作ってくれたか……。僕は歴代監督の中で、監督主催の食事会を1回もやっていない最初で最後の監督かもしれません。お金がないわけじゃないですよ(笑)。ダルとか、野手では中村悠平選手が一番上で『何かあったら言ってね』という話はしていたんですが、選手同士が信頼関係をつくるのが一番だったので、そういう意味で、ダルがいっぱいお金を使ってくれたと思います」とダルビッシュ投手との信頼関係を明かす。

 三木監督も「メジャーリーガーで一人だけ宮崎合宿から参加していたので、彼一人で相当引っ張ってくれました。ピッチャー陣だけでなく野手にも声をかけてアドバイスしていたし、彼がそういう役回りをしてチームがひとつになったのを感じました」と称賛を贈る。

 チームのメンバーに誰を選ぶか?という非常にセンシティブな部分にもカメラは果敢に切り込んでいく。栗山監督は選考をふり返り「それが一番難しい、答えがないものなので。選ばれなかったからダメというのは全然なくて、この形で戦うならこの場はこの選手に任せてというふうに、どうハメていくかというだけの話だったので。結果的に勝ちましたが、いろいろな考え方があったと思うし、僕はそれが一番大事な仕事だと思っていました。メディアの方にメジャーの選手の名前を聞かれて、皆さんが誰を呼んでほしいかは僕も感じていたし、その責任は分かっていたつもりなので。そういう意味で、あのメンバーで行けた時は僕が一番ホッとしたかも……」と苦悩をのぞかせた。

 三木監督は「(選考会議は)最初のほうは撮らせていただいてましたが、途中から選手が決まっていく状況になると、個人名が出ちゃうんで、すごい鉄のカーテンが敷かれましたね。そこは定点カメラを置いて撮らせていただきました」と明かす。

 また、トークでは大谷翔平選手の存在にも言及。三木監督は大谷選手は普段からカメラが近くに入ることは「絶対にダメ」と断った上で、今回のWBCでの撮影に関しては「意外と撮らせてくれました。イタリア戦で1回、言われましたが、それ以外は一切(撮影NGは)なかった」と明かし「野球のためなら何でもする人です」と評する。
 栗山監督は大谷選手の振る舞いについて「彼があそこまで活躍する理由を、この映画を観ていただくと、いろいろな面で感じていただけると思う。『そういうところがすごいんだな』というのが出ている。なかなかそれが前には出てこないので(三木監督は)よく撮られたなと思いました」と驚きを口にしていた。

 また、優勝が決まってベンチから選手たちが飛び出していくシーンでは、実は山本由伸投手が三木監督から託された小型カメラを回していたとのこと! 三木監督は「山本投手は準決勝で投げたんで、決勝では投げないと分かっているので」と山本投手にカメラを託した理由を説明。「手すりを越えて、大谷選手とトラウトを画角に入れて、WBCのマークまで入れて、ブレずに、ブルペンからの選手まで全部(カメラで)押さえてる。すごいですよ、山本由伸」と山本投手の名カメラマンぶりを絶賛! 栗山監督は「ああいうピッチャーになると何でもできちゃうんですね(笑)。さすがです!」と笑みを浮かべていた。

 最後に三木監督は「コロナとかで3年間くらい、いろいろなイベントができなかったですけど、こうして世界一になってみんな前向きになれる映画になっていると思うのでぜひ楽しんでいってください」と呼びかける。

 先日、侍ジャパントップチームの監督を退任した栗山監督は、映画スタッフから労いの花束を渡され笑顔を見せながら、「本当に多くの皆さんが応援してくださり、皆さんの『勝ってほしい』という思い――思いって形になるんだなと感じました。何で勝ち切ったのかと聞かれても、ハッキリとした答えが言いきれないところはありますが、ただただ皆さんの思いに感謝しています。ぜひ号泣して帰ってください」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。

 登壇者:栗山英樹監督、三木慎太郎監督

『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』作品概要

 2021年12月、栗山英樹氏が野球日本代表・侍ジャパントップチーム監督に就任。
 誰よりも野球を愛し、選手を愛する指揮官が2023年3月開催の「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™」へ向け、熱き魂の全てを捧げる日々がはじまった。目標は「世界一」。
 14年ぶりの「WBC世界一」へ、史上最強と言われる侍ジャパンが誕生。
 代表選手30人の選考会議から大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤、あの歓喜の瞬間まで完全密着したチーム専属カメラだからこそ撮影できた貴重映像の数々。
 世界に日本野球の素晴らしさを伝え、そして憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡を振り返ったドキュメンタリー映画。

 (2023年、日本、上映時間:130分)

キャスト&スタッフ

 出演:侍ジャパントップチーム
 主題歌:あいみょん「さよならの今日に」
 ナレーション:窪田 等
 監督・撮影:三木慎太郎
 制作:J SPORTS/NPBエンタープライズ
 協力:日本野球機構、World Baseball Classic, Inc.
    オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、広島東洋カープ、中日ドラゴンズ

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

憧れを超えた侍たち 世界一への記録 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
世界に日本野球の素晴らしさを伝え、そして憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡を振り返ったドキュメンタリー映画。2023年6月2日(金)公開!

 公式ツイッター:@samuraijapan_pr

公開表記

 配給:アスミック・エース/J SPORTS
 大ヒット!6月2日(金)より3週間限定公開中!

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました