映画『ジョン・ウィック:チャプター2』のジャパンプレミアが、都内で行われ、主演のキアヌ・リーヴスと、前作に続いてメガホンを取ったチャド・スタエルスキ監督が出席した。当日客席から登場したキアヌは、ご機嫌な様子で、ファンとハイタッチしながら小走りで登壇し大きな声援を浴びた。
本作は、前作から5日後。殺し屋稼業から足を洗い、愛犬と共に静かに暮していた伝説の殺し屋・ジョン・ウィックが、過去のしがらみを断ち切れずに、世界中の殺し屋たちから狙われるさまが描かれる。マフィアに家を破壊され、イタリアに飛んで壮絶な戦いが繰り広げられる……。
キアヌが映画のプロモーションとして来日するのは、2015年9月の前作『ジョン・ウィック』以来、約2年ぶり。笑顔のキアヌは「コンニチハ!」と日本語で挨拶。「今日はすごくワクワクしているよ!」とファンに伝えて会場を沸かせた。
第3弾についての質問を振られたキアヌは、「もちろん僕も続編が作られればいいなと思っているよ。それは観客の皆さん次第。2がヒットすれば、3も作られることになるから」とコメント。会場からは大きな拍手が沸き起こった。
本作では、キアヌと「マトリックス」シリーズで共演したローレンス・フィッシュバーンとの再共演も話題となっている。キアヌは「あるとき、ローレンス(・フィッシュバーン)が“『ジョン・ウィック』、すごく良かったよ!”と言ってくれたので、“続編に出てくれる?”と聞いたら、“脚本を送ってくれ”と言ったので、すぐチャド(・スタエルスキ)に連絡したんだ」と明かす。チャド監督も「ローレンスは、メールを送った1時間後には『やるよ!』と返事をくれて、1週間後には撮影に参加してくれたんだよ」と二人の共演エピソードを語った。
当日、特別ゲストとして和田アキ子が花束を持って登場。作品について「ものすごいアクション。キアヌさんの体のキレも良くて、銃を選ぶシーンがめちゃ格好いい!」と絶賛。この日は、鐘が用意されており、映画の大ヒットを祈願して、三人で豪快に鐘を鳴らした。
実弾を使っての射撃トレーニングを週4~5回のペースで3ヵ月間取り組んだというキアヌだが、本作の魅力について、「最高のアクション、独特な世界観、ユーモアもあり、新しく、そしてソウルフル! とにかく楽しい映画ができた」と自信満々にアピールしていた。
登壇者:キアヌ・リーブス、チャド・スタエルスキ監督
スリムになって、相変わらずカッコいいキアヌにファンは大興奮。キアヌはずっとご機嫌な様子で質問に答えていた。親日家のキアヌは大のラーメン好きなのだとか。今回も赤坂にあるお店に突然現れたそう。居合わせたかったなぁ。今後もキアヌからまだまだ目が話せない。
(取材・文・写真:福住佐知子)
公開表記
配給:ポニーキャニオン
2017年7月7日(金) TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開
(オフィシャル素材提供)