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『サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画<増補新版>』出版記念トーク付特別上映!

 シネマヴェーラ渋谷にて3月に開催されたフランス出身の監督サッシャ・ギトリの特集上映「知られざるサッシャ・ギトリの世界へ Bonjour, monsieur Sacha Guitry」に続き、下高井戸シネマにて2023年8月5日(土)~8月11日(金)に『サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画 増補新版』出版記念トーク付特別上映「ハッピーエンドの彼方へ」と題した特集上映を開催する。この度ビジュアル、タイムテーブルが決定した。

特別上映内容

 著者の梅本洋一が逝去してから10年目にあたる今年、4月25日にソリレス書店より『サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画<増補新版>』が増補新版として復刊された。著者によるエッセイ、講演の採録ほか、トリュフォーがギトリに捧げた追悼文、オリヴィエ・アサイヤス氏、青山真治氏による寄稿、充実したフィルモグラフィ&全作品解説など豪華な内容となっている。そしてこの刊行を機に今年3月にはシネマヴェーラ渋谷にて日本で初の本格的なサッシャ・ギトリ特集が開催され、クリス・フジワラ氏、濱口竜介氏のトークも行われた。こちらに続き今回、東京日仏学院、シネマヴェーラ渋谷、BOTAの協力により、身分の違う二人の恋愛を描く『デジレ』をはじめ、全編モノローグによって描かれている『とらんぷ譚』などNOBODY編集部がピックアップした8作品が劇場にて楽しめる機会となっている。

トークについて

 各回上映前後、坂本安美さん他による解説及びトークを実施予定。その他トークゲストについては、NOBODYの公式サイト及びTwitterで後日発表される。

サッシャ・ギトリについて

 20世紀初頭、パリの演劇界、そして社交界に君臨したサッシャ・ギトリ。そのギトリは長い間、映画を否定していたが、その後、22年の間に30本あまりの映画を残し、その一本一本が、映画というアートの絶え間ない発明と刷新を物語っている。伝記、歴史もの、戯曲の映画化、一人称の映画、メロドラマ、ドキュメンタリーなど、さまざまなジャンルに挑戦し、新たに生み出しもしたギトリはなによりも「実験する人」であり続けた。映画の可能性、現代性、あるいは人生の、恋愛のヒントをこの〈嘘のように面白い〉ギトリ映画で発見しよう!

上映作品

『幸運を!』

 [1935年/仏/77分/黒白/デジタル]

『とらんぷ譚』

 [1936年/仏/81分/黒白/デジタル]

『夢を見ましょう』

 [1936年/仏/80分/黒白/デジタル]

『デジレ』

 [1937年/仏/94分/黒白/デジタル]

『カドリーユ』

 [1937年/仏/91分/黒白/デジタル]

『あなたの目になりたい』

 [1943年/仏/90分/黒白/35mm]

『役者』

 [1947年/仏/92分/黒白/デジタル]

『毒薬』

 [1951年/仏/85分/黒白/デジタル]

スケジュール

会場

 下高井戸シネマ(〒156-0043 東京都世田谷区松原3-27-26)
 HP:http://www.shimotakaidocinema.com/index.html(外部サイト)

クレジット

 主催:NOBODY編集部
 協力:東京日仏学院、シネマヴェーラ渋谷、 BOTA
 宣伝協力:プンクテ

 2023年8月5日(土)より、下高井戸シネマにて開催!

(オフィシャル素材提供)

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